東京五輪追加種目 野球ソフト、空手推薦 クライミングも、JOC

[ 2015年9月10日 21:12 ]

 2020年東京五輪の追加種目選定で、日本オリンピック委員会(JOC)が野球・ソフトボール、空手、スポーツクライミングの三つを大会組織委員会に推薦する方針であることが10日、関係者の話で分かった。スポーツ界としての意見を組織委に伝えるため、全理事の意見を集約した結果、メダル獲得の可能性が高い種目でまとまった。

 国内で追加種目を決める権限は組織委が持っている。1次選考を経て野球・ソフトボール、空手、スポーツクライミング、ボウリング、ローラースポーツ、スカッシュ、サーフィン、武術の八つが最終選考に残り、15日の検討会議でさらに絞り込む。28日の理事会で決めた候補は、国際オリンピック委員会(IOC)に提案。IOCが来年のリオデジャネイロ五輪前の総会で正式に決める。

 組織委は、若者にアピールする種目の追加を求めるIOCの意向も重視する方針。スケートボードを含むローラースポーツや、サーフィンも有力な候補とみられている。

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2015年9月10日のニュース