早川は暫定15位、皆川17位…予選突破へ前進 世界新体操

[ 2015年9月10日 08:20 ]

 リオデジャネイロ五輪予選を兼ねる新体操の世界選手権第3日は9日、ドイツのシュツットガルトで個人予選が行われ、リボンを演じた日本勢は17・200点の早川さくら(イオン)が3種目合計51・716点の暫定15位、17・533点を出した皆川夏穂(イオン)は合計51・499点で同17位だった。

 この日はクラブ、リボンのいずれかを演技。予選4種目のうち得点の高い3種目の合計で上位24選手(各国・地域2人まで)が11日の個人総合決勝に進出。決勝15位までに国・地域への五輪出場枠が与えられる。

 ロシアへ長期留学中の早川と皆川はともに8日のフープに続く高得点の17点台で、五輪枠獲得へ向け、まずは予選突破に大きく前進した。日本体操協会の山崎浩子新体操強化本部長は「(大舞台にも2人は)気持ちが引いている感じがしない。(出来は)想定以上」とうれしい驚きを隠さない。10日に演技する最終種目のクラブへ「先(決勝)のことを考えないほうがいい。精いっぱいやることの積み重ねしかない」と指摘した。(共同)

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2015年9月10日のニュース