吉田沙保里 リオ五輪代表に事実上決定 世界選手権で決勝進出

[ 2015年9月10日 09:19 ]

女子53キロ級準決勝 北朝鮮選手(手前)を破り決勝進出を決めた吉田沙保里
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 レスリングのリオデジャネイロ五輪出場枠を懸けた世界選手権第3日は9日、米ラスベガスで男女の計4階級を行い、13連覇を狙う女子53キロ級の吉田沙保里(ALSOK)は決勝に進出した。メダルを確定させ、12月の全日本選手権出場を条件に五輪代表へ決まった。13連覇を狙い、決勝では3大会連続でソフィア・マットソン(スウェーデン)と対戦する。

 女子48キロ級で3連覇を目指す登坂絵莉(至学館大)も決勝に進み、五輪初出場を事実上決めた。同69キロ級は土性沙羅(至学館大)が3位決定戦に進み、5位以内に与えられる五輪出場枠を日本にもたらした。

 男子グレコローマンスタイル85キロ級の岡太一(自衛隊)は1回戦でギリシャ選手にテクニカルフォール負けした。グレコの日本勢はこの大会での五輪枠獲得を全階級で逃し、4大会連続でメダルなしとなった。(共同)

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