登坂絵莉 鮮やか逆転勝ちで世界選手権3連覇 初五輪も決めた

[ 2015年9月10日 11:48 ]

レスリングの世界選手権女子48キロ級で優勝し、ガッツポーズの登坂絵莉

 レスリングの世界選手権第3日が9日(日本時間10日)、米ラスベガスで行われ、女子48キロ級の登坂絵莉(22=至学館大)は、決勝でロンドン五輪銀メダリストのロンドン五輪銀メダリストのマリヤ・スタドニク(アゼルバイジャン)を3―2で破り、世界選手権3連覇を達成した。

 五輪予選を兼ねたこの大会で5位までに入ればリオデジャネイロ五輪出場枠獲得となり、日本協会はメダルを獲った選手については12月の全日本選手権出場でリオ五輪代表に選出する方針。登坂は初の五輪出場を事実上決めた。

 決勝では0―2とリードされたが、終了直前に片足タックルを決めて逆転勝ち。試合後は歓喜の涙を流した登坂は「どうなるかと思った」とヒヤヒヤの試合展開を振り返り、「(五輪出場の)権利を取るだけで満足することなく、優勝できて本当によかった。リオでは今日以上に差をつけて絶対金メダルを獲りたい」と意気込んだ。

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