地元ファンからブーイングも…錦織「プレーに影響はなかった」

[ 2015年5月25日 07:53 ]

男子シングルス1回戦 ポールアンリ・マチューと対戦する錦織圭(AP)
Photo By スポニチ

全仏オープンテニス第1日 錦織 6―3、7―5、6―1 マチュー

(5月24日 パリ)
 初戦を突破した錦織は引き締まった表情を崩さず、淡々とした口調で質問に応じた。

 ――第2セットを苦しみながらも取った。

 「2セット目を取れたのはすごく大きかった。相手が作戦を変えてきたり、リスクを負って打ってきたりした。何とか最後ブレークして取れたおかげで、3セット目も余裕を持って、いいテニスができた」

 ――四大大会初戦の難しさはどうだったか。

 「そんなに試合前は考えず、集中して楽しみな気持ちで臨めたと思う。問題はなかった」

 ――第1セットの第3ゲームでブレークして珍しく大きな声が出た。

 「確かにそう。もちろんグランドスラム(四大大会)なので気合はどの大会より入っている。あの場面はディフェンスでしのいで先にブレークできたので、喜びはいつもより大きかった」

 ――地元のフランス選手が相手で、ブーイングのような声もあったが。

 「いつものこと。聞かないようにした。プレーに影響はなかった」(共同)

続きを表示

2015年5月25日のニュース