山口 最後のインターハイを優先、同時期世界選手権辞退

[ 2015年5月25日 05:30 ]

 バドミントン女子シングルスで世界ランク11位の山口茜(17=福井・勝山高)が8月の高校総体(インターハイ)に出場するため、日程が重なる世界選手権(インドネシア)の出場を辞退した。

 5月にスタートした16年リオデジャネイロ五輪出場権を懸けたポイントレース(五輪レース)で世界選手権は最も得点を稼げる大会。「インターハイを選んだのは自分の中では当然。五輪レースも大事だが、今年の目標はインターハイという思いがある」と高校最後の夏への決意を口にした。この日はスーパーシリーズのオーストラリア・オープンに向けて羽田から出発。「強い気持ちを持って戦いたい。五輪をあまり意識せずに、国際大会では新しいことを見つけたい」。五輪レースは1年間の長丁場。目の前の試合に全力を尽くし夢舞台を目指す。

続きを表示

2015年5月25日のニュース