距離男子50キロ、吉田は17位 世界ノルディック最終日

[ 2015年3月2日 00:50 ]

 ノルディックスキーの世界選手権最終日は1日、スウェーデンのファルンで行われ、距離男子50キロクラシカルで日本勢は吉田圭伸(自衛隊)が2時間27分31秒3で17位となったのが最高だった。ペッテル・ノールトゥグ(ノルウェー)が2時間26分2秒1で制し、今大会4個目の金メダルを手にした。

 宇田崇二(東海大)は2時間30分27秒4で33位、レンティング陽(アキラ)は2時間34分59秒4で39位、宮沢大志(JR東日本)は2時間35分37秒9で40位だった。

 今大会の全競技が終了し、日本はジャンプ女子の伊藤有希(土屋ホーム)が2位、伊藤、高梨沙羅(クラレ)葛西紀明(土屋ホーム)竹内択(北野建設)で臨んだ混合団体が3位で、前回と同じメダル2個を獲得した。

 次回大会は2017年にフィンランドのラハティで開催される。

 ▼吉田圭伸の話 最後に離されてしまったのが残念。いけるなと確信しながら走っていた。チャンスだったけど、力不足。力を出せなくて駄目だったわけじゃないので、後悔はない。

 ▼レンティング陽の話 最初から最後までついていけなかった。前半にこけちゃったりしていいところがなかった。エネルギーが切れた。一番長い距離は全く通用しない。

 ▼宇田崇二の話 先頭と差があって、なかなか詰まらなかった。自分のできる限りは全て出し切った。これが今の実力。もっと上にいけるように頑張りたい。

 ▼宮沢大志の話 ついていけないと思っていたので、後ろでどれだけ粘れるかだったが、30キロくらいで集中力が切れた。スプリント種目にも持久力は必要。幅広く出場していきたい。(共同)

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2015年3月2日のニュース