修造氏 錦織の世界4位称賛「言葉で表せない」「横綱級のテニス」

[ 2015年3月2日 10:45 ]

松岡修造氏

 スポーツキャスターの松岡修造氏(47)が2日、自身のブログを更新。男子テニスの世界ランキング4位に浮上した錦織圭(25=日清食品)について「男子日本人選手が世界の4位になるということを表現してみろと言われても、言葉で表せないし、説明もできないくらいの快挙であるとしか言いようがない」などと称えた。

 錦織を11歳から知るだけに「男子日本人選手が世界4位に入ることは想像もできなかったが、錦織圭選手が4位になることは予想できた」ともつづった。

 メンフィス・オープン3連覇、メキシコ・オープン準優勝。錦織の試合を見て、涙を流したという。「この2週間で何回泣いただろう。 小学校6年生で島根から出てきた圭。誰よりもシャイであり、体力的にも合宿に参加した選手で一番弱かった。その彼が今世界のトップの舞台で戦い、勝ち抜き、そして世界を魅了している。圭の頑張りにただただ感謝、ありがとう、そして昔偉そうにしてごめんね…という思いが重なってしまう」と振り返った。

 メキシコ・オープン準決勝のケビン・アンダーソン(28=南アフリカ)戦。 「ファイナルセットでいきなりサービスゲームをブレークされても、圭がギアを上げればすぐに挽回できる。その圭のギアを上げた時の恐ろしさも相手は感じているからこそミスも出る。まさに、横綱級のテニスになってきているのだ」と錦織の成長を評した。

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2015年3月2日のニュース