辻が総合11位、菊池16位 世界スプリント最終日

[ 2015年3月2日 00:47 ]

 スピードスケートの世界スプリント選手権最終日は1日、カザフスタンのアスタナで行われ、女子の辻麻希(開西病院)は500メートルで38秒71の12位、1000メートルは1分18秒39の14位で、前日の2レースを合わせた総合は11位だった。菊池彩花(富士急)は500メートルで23位、1000メートルは16位で総合16位。

 男子500メートルの羽賀亮平(日本電産サンキョー)は24位で総合28位、中村駿佑(法大)は26位で総合も26位。ともに3レース目までの結果で最後の1000メートルに進めなかった。

 女子は4レースとも制したブリタニー・ボウ(米国)、男子は3レースで1位のパベル・クリズニコフ(ロシア)がともに初優勝した。

 ▼辻麻希の話 500メートルは力みが出た。最後のコーナーでスピードを生かせなかった。その分、1000メートルはしっかり滑れた。

 ▼菊池彩花の話 1000メートルは序盤でスピードに乗れなかったので、きのうよりラップが落ちた。スプリントは(自分にとって)メーンの種目じゃないが、いい経験になった。

 ▼中村駿佑の話 力的にあんなもの。全然いい滑りじゃなかった。練習の時の滑りが海外ではできていない。

 ▼羽賀亮平の話 こんなに駄目だった大会はない。このままだと世界で戦っていけない。学ぶことはたくさんあった。練習するしかない。(共同)

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2015年3月2日のニュース