錦織 世界ランク4位に浮上!現行制度で伊達に並び日本勢最高

[ 2015年3月2日 10:26 ]

錦織圭(AP)

 男子テニスの最新世界ランキングが2日発表され、錦織圭(25)が4位に浮上した。

 1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2位のロジャー・フェデラー(スイス)は変わらず、ラファエル・ナダル(スペイン)が4位から3位に、錦織が5位から4位に上がった。アンディ・マリー(英国)が3位から5位となっている。

 4位は、コンピューターによる現行制度では女子のクルム伊達公子(44)が95年にマークした順位に並んで日本勢最高。

 他の日本勢では伊藤竜馬(北日本物産)が85位、添田豪(GODAITC)が86位。錦織は昨年の5月に初のトップ10入り。11月には5位に上がっていた。

◆男子テニス世界ランキング上位選手とポイント◆
1 ジョコビッチ 13165点
2 フェデラー 9205点
3 ナダル 5675点
4 錦織 5415点
5 A・マリー 5370点

 ▼テニス世界ランキング 1年間の成績をコンピューターで集計し、毎週月曜日に発表される。男子は1973年、女子は75年から導入された。男子は原則的に出場18大会の合計ポイントで決まる。前年末時点で30位以内の選手は四大大会に加え、格付けが高いマスターズ大会が年間9大会中8大会、その他の6大会の成績が換算される。現在の制度前は識者が順位を付け、33年に男子の佐藤次郎が最高の3位を記録した。21年には清水善造が4位。26年に原田武一、38年に山岸二郎がそれぞれ7位となった。

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