さくら 2試合連続予選落ち…1打に泣く「初日悔やまれる」

[ 2015年2月21日 05:30 ]

第2ラウンド、5番でティーショットを放つ横峯さくら

USLPGAツアー ISPSハンダ女子オーストラリア・オープン第2日

(2月20日 オーストラリア・メルボルン ロイヤルメルボルンGC=6741ヤード、パー73)
 84位から出た横峯さくら(29=エプソン)は2バーディー、4ボギーの75と伸ばせず、通算6オーバー、152の74位でカットラインに1打及ばず予選落ちした。74で回った宮里美香(25=NTTぷらら)と75の上原彩子(31=モスフードサービス)は通算1オーバーの16位、75の宮里藍(29=サントリー)は通算2オーバーの26位で決勝ラウンドに進んだ。70で回ったリディア・コ(17=ニュージーランド)ら3人が通算6アンダーで首位に立った。

 横峯が1打に泣いた。今季米ツアー本格参戦したルーキーは予選通過にあと一歩届かず、「もったいない。(77だった)初日のスコアも悔やまれる」と肩を落とした。

 グリーンが硬くて速い難セッティングに加え、この日は風速6メートルの強風が吹き付ける悪条件だった。前半はリズムがつかめず2ボギーを叩いたが、10、14番でバーディーを奪いこの日のスコアをイーブンパーに戻す粘りを見せた。

 しかし、15番でボギーを叩いた後、17番パー5だった。残り110ヤードの第3打をAWで「うまく打てた」と好感触のショットが飛び出すも、硬いグリーンで奥までボールが転がりボギー。「午前と同じグリーンの硬さの感覚で打ったら止まらなかった」と悔やんだ。

 前戦のピュアシルク・バハマ・クラシックでも決勝ラウンドに進めなかった。101試合連続予選通過の国内ツアー記録を持つ横峯だが、米ツアーは出場2試合でいずれも予選落ち。2試合連続予選落ちは海外からの移動もあった13年の全英リコー女子オープン、NEC軽井沢72以来2度目だ。もどかしい現状が続くが、「今はそれ(予選落ち)が当たり前になっている。まず等身大の自分を取り戻すこと」と必死で前を向いた。

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2015年2月21日のニュース