緒方&田知本がGP大会欠場 風邪薬がドーピング違反の恐れ

[ 2015年2月21日 05:30 ]

クランプリ大会を欠場する田知本遥(左)と緒方亜香里

 全日本柔道連盟(全柔連)は女子で78キロ級の緒方亜香里(了徳寺学園職)と70キロ級の田知本遥(ALSOK)が体調不良により服用した薬がドーピング違反の恐れがあるとして、ドイツのデュッセルドルフでのグランプリ大会(20~22日)を欠場すると発表した。

 緒方、田知本はともにロンドン五輪代表の実力者。全柔連関係者によると2人は現地入り後に微熱を感じ、日本から持ち込んだ風邪薬を服用していた。チーム内で検討した結果19日に欠場を決めた。全柔連では体重超過による失格など負傷や病気以外で欠場した場合は強化指定除外などのペナルティーを科している。緒方、田知本に処分を下すかどうかは3月5日の強化委員会で協議する。

続きを表示

2015年2月21日のニュース