伊藤有希が銀メダル!世界選手権自身初の表彰台、沙羅は4位

[ 2015年2月21日 02:20 ]

表彰台で笑顔を見せる(左から)2位の伊藤、優勝したフォクト、3位のイラシュコ(AP)

 ノルディックスキーの世界選手権は20日(日本時間21日未明)、スウェーデンのファルンでジャンプ女子(HS100メートル、K点90メートル)が行われ、伊藤有希(20=土屋ホーム)は2位に入り、世界選手権で、個人では自身初の表彰台に上った。今大会の日本勢メダル第1号。前回大会2位の高梨沙羅(18=クラレ)は4位だった。

 伊藤は1回目に89・0メートルを飛んで4位につけると、2本目に93・0メートルと距離を伸ばして合計235・1点で銀メダルを獲得した。

 高梨は1回目、90・0メートルで8位と出遅れたが、2回目に93・0メートルを飛び合計228・3点で4位まで順位を上げた。

 大会直前のW杯を欠場して照準を合わせてきたソチ冬季五輪金メダルのカリーナ・フォクト(ドイツ)が91・5メートル、92メートルの合計236・9点で優勝した。

 17歳の勢藤優花(北海道・旭川龍谷高)は31位、岩渕香里(23=松本大)は36位で、上位30人による2回目に進めず、31位と36位に終わった。

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