シニア初の国際遠征 一二三、まさかの3回戦敗退…柔道GP

[ 2015年2月21日 05:30 ]

グランプリ大会では3回戦で敗退した阿部一二三

 柔道のグランプリ大会は20日、ドイツ・デュッセルドルフで開幕し、男子66キロ級の阿部一二三(17=神港学園高2年)は3回戦で敗退した。

 昨年のアジア大会覇者のダワドルジ・トゥモルフレグ(24=モンゴル)に序盤で技ありを奪われ、逃げ切られた。

 昨年12月のグランドスラム東京大会で優勝し、シニア初の国際遠征。リオ五輪代表も見えた“東京五輪のホープ”は「今年全勝」を目標に掲げていたが、最初の大会でつまずいた。また男子60キロ級の高藤直寿(東海大)も3回戦でカザフスタン選手に敗れた。

 昨年の世界選手権を制した女子48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)と同57キロ級の宇高菜絵(コマツ)がいずれも初戦の2回戦で、57キロ級の山本杏(国士舘大)も1回戦で姿を消した。

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2015年2月21日のニュース