無良 SP自己新で首位!直前練習で“開眼”4-3回転成功

[ 2014年11月29日 05:30 ]

SPで首位に立った無良

フィギュアスケートGPシリーズ第6戦 NHK杯第1日 男子SP

(11月28日 大阪・なみはやドーム)
 無良がヒントをつかんだのは演技の15分ほど前のことだ。本番前、最後の6分間練習でのこと。「4回転が跳べた。力を抜けば跳べると思えた」。力まずターンする感覚を思い出した。

 冒頭の4回転トーループ―3回転トーループ。しなやかな着氷で歓声が湧く。続くトリプルアクセルも完璧。ほころびなく最後まで滑り、86.28点。1月の四大陸選手権でマークした84.21点を上回る自己ベストを出した。

 午前中の公式練習ではジャンプの失敗が目立った。GPシリーズ第2戦のスケートカナダで優勝したことで重圧を生み、開幕を迎えても調子が上がらずにいた。「ミスするんじゃないかという意識があった」。しかし、ふたを開けてみれば3度のジャンプに成功。情熱的な「カルメン」のメロディーは観衆の手拍子を呼び、場内と一体となった演技を見せた。

 会見の途中で次演者だった羽生が5位に終わり、自分が首位に立ったことを知った。「もしかしたら優勝が見えてくるかもしれない。そこを目指す気持ちが、今、出てきた」。4位以上で決まる初のファイナル。最高の形で切符をつかむ。

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