ハグ効果!?片山、単独首位…異色ルール導入で勝ち運注入

[ 2014年11月29日 05:30 ]

18番、バーディーで単独首位に浮上し、小田龍一と熱い抱擁を交わす片山晋呉

男子ゴルフツアー カシオ・ワールドオープン第2日

(11月28日 高知県安芸郡 Kochi黒潮CC=7315ヤード、パー72)
 通算27勝の片山晋呉(41=フリー)が大会コースレコードタイの64をマークし、通算10アンダーで単独首位に立った。同組の小田龍一とバーディーならハグをする異色ルールを敢行。ラブではなくバーディーを注入され、ボギーなしの8バーディー。賞金ランク1位の小田孔明(36=フリー)は67で、通算8アンダーの3位浮上。石川遼(23=CASIO)は70で通算5アンダーの21位に後退した。
【第2R成績】

 片山が熱い抱擁を交わした相手はとびっきりの美女…ではなかった。最終18番パー5をバーディー締めで首位に立つと得意満面で、ターゲットに向かった。視線をねっとり絡ませ、そしてハグ。相手は片山より一回り大きい小田龍だった。

 ギャラリーの目を点にさせる、おぞましい?光景も勝負師らしい計算がある。マイナビABCチャンピオンシップで小田龍が5年ぶりに勝った直後から、勝ち運をもらうために毎朝ハグをするようになったのが始まり。

 予選で同組となった今大会は「このコースが得意じゃないから盛り上げて」と片山が提案し、どちらかがバーディーを奪い、他方がボギーでなければハグすることを決めた。効果は絶大。3番でエッジから5メートルを沈めてバーディーを先行させ、4、5番は1・5メートルにつけて3連続バーディー。「ショットがいいよね」と8バーディーを奪った。

 前週のダンロップフェニックスでは予選ラウンドで中嶋常幸と同組だった。還暦のレジェンドから一打に燃やす執念を学んだ一方で、「いろんな球を打つから、晋呉と回るのが一番楽しい」と、うれしい言葉ももらった。

 勝つためなら、大先輩の言葉も糧にするし、男同士のハグもいとわない。だから通算27勝まで上り詰めた。「あんよが痛いのよ」と、なぜか赤ちゃん言葉で左かかと痛を告白したが、気負いはない。このまま勝てば、小田龍との抱擁は男子ゴルフ界の名シーンになる? 

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