倉本 史上初“会長賞金王”へ好スタート!首位タイ「66」

[ 2014年11月29日 05:30 ]

PGA会長の倉本昌弘

 国内シニアゴルフの最終戦、いわさき白露シニアは28日、鹿児島県いぶすきGC(6923ヤード、パー72)で第1ラウンドが行われ、日本プロゴルフ協会(PGA)会長の倉本昌弘(59=フリー)が6バーディー、ボギーなしの66をマーク。羽川豊(56=フリー)、友利勝良(60=サニクリーン)と6アンダーで首位に並んだ。賞金ランキング首位を走る室田淳(59=サメジマコーポレーション)は3打差の9位につけた。

 史上初の“会長賞金王”へ好発進だ。現在賞金ランキング2位の倉本は「無難なスタートですね」と余裕のホールアウトだった。初日は賞金ランキング1位の室田、同3位の尾崎直道と同組でスタート。「初日にアドバンテージを取っておかないと、一筋縄ではいかない」と2人の底力は知っているだけに、「無理をせずに攻めきれるつもりでも冷静に判断した」と入念にマネジメントし、6バーディーのボギーなしで回りきった。現在、首位の室田とは約860万円差。逆転賞金王へは勝利が絶対条件となる。「初日から僕がこけたら面白みに欠けるでしょ」。百戦錬磨の倉本は激しいキング争いをも楽しんでいる。  

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2014年11月29日のニュース