キヤノン完勝発進!三友“成功率100%”7PGで貢献

[ 2014年11月29日 05:30 ]

前半、PGを決めるキヤノン・三友

 第2ステージが開幕し、第1ステージの上位8チームによるA組でキヤノンが35―11でNTTコミュニケーションズを下し、勝ち点6とした。キヤノンはFW陣が相手に激しいプレッシャーをかけてペナルティーを得ると、CTB三友良平が7PGを全て成功させて順調に加点。トップリーグ昇格3年目で躍進を続ける赤い軍団が、リーグ初制覇へ向けて好スタートを切った。

  勝利を決定付ける1本も三友の右足から放たれた。11点リードで迎えた後半27分。右のタッチライン際35メートルの位置でペナルティーを得ると、WTB和田主将は三友に「行けるか?」と問いかけた。二つ返事で応じた12番のPGはゴールポストの真ん中を通過する、この日6本目のPG。

 結局、リーグ史上2位タイとなる1試合7PGに、2本のゴールキックを全て成功させた。「100%入ったのは良かった。前半は簡単な位置が多かったのでリラックスして蹴られた」と相好を崩した。

 永友洋司監督も「こういう勝ち方もできるようになった点に、選手の成長を感じる」と2トライでの完勝劇を評した。もともと定評のあるFW陣が密集を制圧し、相手の反則を誘ってPGで加点する。三友も「最終目的はトライだけど、勝つことが大事」と大人の戦いぶりに満足げだった。

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