遼 パット苦戦も耐えて5差21位…ショット復調「いい感じ」

[ 2014年11月29日 05:30 ]

11番、キャディを務める妹の葉子さんとラインを読む石川遼

男子ゴルフツアー カシオ・ワールドオープン第2日

(11月28日 高知県安芸郡 Kochi黒潮CC=7315ヤード、パー72)
 石川はグリーン上で首をかしげ続けた。4番の2メートルや16番の2.5メートルなどバーディーチャンスにつけながら、ラインに乗らずカップを通り過ぎた。奪ったバーディーはわずかに2。「ミスパットはそんなにないけれど、ちょっと(ラインが)1本ずれている感じ」と残念がった。

 パットで苦労した分、ショットは復調してきた。「1Wは全然問題ない。むしろ、いい感じで打てている」と大きくうなずいた。前の組で64のビッグスコアを出した片山の動向も見ており、「あの伸び方はあると思う。優勝するには(通算)16アンダーまで行かなきゃいけない」と自身を鼓舞した。順位は21位にやや下げたとはいえ、首位とは5打差。「あす縮めて、最終日最終組で回れるようにしたい」。逆転劇へのシナリオはできている。

 ▼60位・藤田寛之 球がこれだけ曲がるというのは…。圏外のところから、ここまで戻ってきたのは良かったとは思うけど。(通算1オーバーから巻き返したものの、スコアを伸ばせず)

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2014年11月29日のニュース