bjリーグ ルール変更にも柔軟に対応…資格停止処分受け

[ 2014年11月29日 05:30 ]

記者会見するTKbjリーグの河内敏光コミッショナー

 男子バスケットボールのターキッシュエアラインズbjリーグの河内敏光コミッショナー(60)が28日、都内で会見を行い、国際バスケットボール連盟(FIBA)からの制裁解除のためには独自ルールの変更にも柔軟に取り組む姿勢を示した。

 日本協会がFIBAから資格停止処分を受けた一因は、同リーグとナショナルリーグ(NBL)の併存問題。処分通知書には「1リーグへの統合及び国内全域で公式規則に従って試合が行われること」とルール面も改善事項に挙げられていた。プロリーグであるbjリーグは試合のエンターテインメント性を増すため独自ルールを採用。ボール保有選手がタイムアウトを請求できるなど、NBAに近いルールで行われている。

 「このルールを採用している意図をFIBAに説明し、理解を得られれば問題ないと聞いている」と今後は理解を求める方針だが、却下された場合には「国際ルールに従っていこうと思っている」とルール改正も視野に入れている。

 さらに河内氏は統一リーグへの移行段階として、互いのリーグの優勝チームが“日本一決定戦”を行う2リーグ並立制をFIBAに提案する考えも示した。

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2014年11月29日のニュース