渡部暁は4位 W杯複合個人第1戦

[ 2014年11月29日 23:56 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は29日、フィンランドのルカで個人第1戦の後半距離(10キロ)が行われ、ソチ冬季五輪個人ノーマルヒル銀メダリストの渡部暁斗(北野建設)は4位だった。ヨハネス・ルゼック(ドイツ)が優勝、W杯通算5勝目を挙げた。

 強風で前半飛躍は実施できず、28日の予備飛躍(HS142メートル、K点120メートル)の結果が採用された。トップと46秒差の7位で距離に臨んだ渡部暁は上位争いに加わったものの表彰台に届かなかった。

 加藤大平(サッポロノルディックク)は22位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は30位で、渡部善斗(北野建設)は42位に終わった。

 ▼渡部暁斗の話 表彰台に乗れなかったのは悔しいが、前の2シーズンに比べたらいいスタートだと思う。総合優勝を狙うなら安定して1桁順位や5位以内に入ることが大事だから。

 ▼加藤大平の話 (後半距離は)あまり走れなかった。でも予想していたのでショックはない。開幕戦でW杯得点(30位以内)が取れたのは悪くない。(

 ▼永井秀昭の話 しっかり走れた。ぎりぎりでもW杯得点(30位以内)が取れてほっとしている。特に飛躍がまだかみ合っていない。調整したい。

 ▼渡部善斗の話 (距離は)昨季よりはスピードが出せている感じがした。ジャンプがうまくいけば流れに乗れると思う。(共同)

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2014年11月29日のニュース