パット軌道修正が奏功…上原「前半いい流れ」で3差ピタリ

[ 2014年11月9日 05:30 ]

第2日、18番でティーショットを放つ上原

USLPGAツアー 2014ミズノクラシック~伊勢志摩~第2日

(11月8日 三重県志摩市 近鉄賢島カンツリークラブ=6506ヤード、パー72)
 米ツアー本格参戦2年目の上原が逆転圏内に踏みとどまった。1番パー5でバーディー発進し、4番は10メートル、5番では6メートルを沈めて連続バーディー。長い距離のパットを沈めて5バーディー(1ボギー)を奪うなど68で3打差の8位につけた。「前半のチャンスを入れていい流れでプレーができた」と満足そうに振り返った。

 今季はパットが成長した。世界のトップ選手のストロークを参考に、かつてインサイドインだった軌道をストレートに修正。「シーズン初めは癖が残ったが、いまはだいぶ良くなった」と以前よりも描いたラインに打ち出せるようになった。国内ツアーのメンバーだった時から海外志向が強く、米ツアーを兼ねる今大会を意識してきた。「思い入れの強いトーナメント。あしたは頑張りたい」。家族も見守る国内開催で悲願を見据えた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年11月9日のニュース