逸ノ城 2桁勝利へ理事長も太鼓判!土俵祭りは「緊張した」

[ 2014年11月9日 05:30 ]

稽古後にファンとの記念撮影に笑顔で応じる逸ノ城

 大相撲九州場所(9日初日)の土俵祭りが福岡国際センターで行われ、今年初場所の初土俵から所要5場所でスピード昇進した新関脇・逸ノ城(21=湊)が初めて出席した。三役以上の力士として北の湖理事長(元横綱)らと15日間の安全を祈願。厳粛な雰囲気に「緊張しました」と初々しい笑みを見せた。

 式典前に部屋の稽古場で汗を流し、初日の横綱・日馬富士戦に備えた。何度か鼻水をすすり、風邪をひいているというが「熱は大丈夫。喉がちょっと痛い。大したことないです。すぐ治る」と問題なしを強調した。北の湖理事長は「今場所で真価を問われる」と“モンゴルの怪物”を注目力士に指名。「(調子が)良ければ10番勝ってもおかしくない」。13勝2敗の秋場所に続き、番付上位と総当たりになる今回も2桁勝利は可能と見立てた。

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