冨田 不服申し立て視野も金銭面ネック 韓国弁護士への報酬2000万円以上か

[ 2014年11月6日 16:06 ]

アジア大会の会場資料を示し会見する冨田(左)と国田弁護士

冨田尚弥弁明会見

 今後の対処について冨田の代理人を務める国田武二郎弁護士は、正式裁判(略式起訴処分に対して不服を申し立てた時に行う裁判)も視野に入れていることを明かした。

 国田弁護士の説明によると、韓国から判決が送られてくるのは11月から12月頃。冨田サイドは可能であれば不服申し立てをしたいと考えてはいるものの、問題となってくるのは金銭面。日本語、韓国語に堪能な韓国人弁護士に依頼したところ、着手金だけでも300万円から600万円かかると言われたという。

 国田弁護士は「それが着手金だとすればそこから裁判を争って報酬金は2000万円以上になる。個人としてはかなりの金額」と試算し、さらに「裁判となったら韓国から出国できなくなるんじゃないか」という不安もあるとした。

 そうした事情を総合的に踏まえ、「可能ならば正式裁判に申し立てしたいと思います」と話した。

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