冨田の弁護士 韓国警察の捜査に疑念「最初から結論ありきではないか」

[ 2014年11月6日 16:50 ]

カメラの模型を示し会見する冨田(中)右は国田弁護士

冨田尚弥弁明会見

 韓国警察の捜査について冨田の代理人を務める国田武二郎弁護士は「最初から結論ありきだったのではないか」と疑念を持っていることを明かした。

 冨田はカメラを盗んだとされる9月25日の翌日、約6時間に渡って韓国警察に拘束されたが、事情聴取自体は1時間程度に終わったという。さらに付き添った通訳は日本語に長けていなかったこともあり、国田弁護士は「なぜ日本語に熟練した通訳を介して捜査しなかったのか」と疑問を呈した。

 かつて検事を務め、外国人の聴取もしたことがある国田弁護士の経験からしてみれば、1時間程度で終わることもおかしいという。素直に犯行を認めれば他の仲間と帰れると言われたことや、応じなければ韓国に残らなければいけないと言われたことからも「最初から結論ありきだったのではないか」と警察の姿勢を批判した。

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