キャバリアーズ復帰のレブロン　11得点と低調、チームも黒星

　ＮＢＡヒートから５季ぶりに古巣キャバリアーズに復帰したレブロン・ジェームズ（２９）は敵地ポートランドで今季３戦目に臨んだが、後半は無得点。結局、わずか１１得点に終わり、チームは８２―１０１で敗れて黒星が１つ先行した。全勝同士の対決はロケッツがヒートを敵地マイアミで退けて開幕５連勝。レイカーズはコービー・ブライアント（３６）が３９得点をマークしたものの、サンズに６点差で敗れて５７年ぶりに開幕５連敗を喫した。

　キャバリアーズは、第１Ｑを３４―３１とリードしたものの、第２Ｑ以降は失速。ティンバーウルブスから移籍してきたラブは２２得点１０リバウンドと３試合連続でダブルダブルをマークしたが、ジェームズは見せ場がないままに第４Ｑの残り３分でベンチに下がった。

　９月のＷ杯でＭＶＰとなったアービングも１７本中１４本のシュートを外すなど完全にブレーキ。ジェームズは「何もないところから車を作っているようなものだ」と新ビッグ３が機能するには時間がかかることを認めた。これで１勝２敗。優勝候補と言われた開幕前とは全く違う状況になってきた。