冨田警察聴取同席のJOC担当者は口閉ざす 弁護士「不可思議」

[ 2014年11月6日 17:01 ]

カメラの模型を示し会見する冨田(中)右は国田弁護士

冨田尚弥弁明会見

 冨田がクロなのかシロなのか、韓国警察が決定的証拠として主張している監視カメラの映像について代理人を務める国田武二郎弁護士は「バッグを入れた瞬間的な場面、隠し持って入れた。その場面を誰も少なくとも私が確認した限りは確認がとれていない」と話した。

 国田弁護士が日本選手団の青木剛団長や在韓日本大使館の一等書記官、冨田が所属していたデサントの担当者らに確認したところ、そうした決定的な映像は誰も見ていないという。ただその一方で冨田とともに韓国警察の聴取を受けたJOCの担当者にも問い合わせたところ、「コメントできない、と。事実だけを聞きたいと言っても一切話すことはできないとのことだった」と説明。「これが私にとっては不可思議です」と不満げに語った。

続きを表示

この記事のフォト

2014年11月6日のニュース