日馬休場へ 伊勢ケ浜親方「じん帯が切れたら…」

[ 2014年1月10日 05:30 ]

伊勢ヶ浜部屋に出稽古に訪れた白鵬(左)は日馬富士に力水をつける

 昨年12月22日のトレーニング中に古傷の左足首を再び痛めた横綱・日馬富士(29=伊勢ケ浜部屋)の休場が濃厚になった。東京都江東区の伊勢ケ浜部屋での稽古では軽く四股を踏むなど基本動作のみ。立ち合いを10番こなした前日から明らかに後退していた。稽古後は、足首に関する質問に「う~ん」と言葉を濁し、出場に関しても苦笑いするだけだった。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)も「じん帯が切れたら取り返しがつかない。(状態は)深刻。本人との具体的な話はこれから」と渋い表情。取組を決める審判部長でもある伊勢ケ浜親方は10日朝に開かれる取組編成会議までに出場か休場かを決断するとした。優勝した横綱が翌場所に全休となると、07年名古屋場所を制し秋場所で出場停止処分となった朝青龍以来となる。

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2014年1月10日のニュース