20年東京五輪組織委会長 JOCが森元首相に再要請

[ 2014年1月10日 05:30 ]

森喜朗氏

 2020年東京五輪開催に向けた準備を統括する大会組織委員会会長について、政府などが森喜朗元首相(76)で最終調整に入ったことが分かった。

 政府関係者が明らかにした。東京都と日本オリンピック委員会(JOC)は24日に組織委を発足させる方向で準備を進めている。政府などは昨年9月の五輪招致決定後、森氏に就任を打診したが難色を示された。このため財界人を軸に人選を進めたものの難航。再度、森氏に要請した。一方、JOCの竹田恒和会長は「決まったわけではない。(国、都、JOCの)3者会談で決まる」と語りまだ一本化されていないとの考えを強調。東京都の幹部も「全く聞いていない」と話した。森氏は日本ラグビー協会会長を務め五輪招致では各国首脳らとの人脈を生かし東京支持集めに貢献した。

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2014年1月10日のニュース