無念の日馬「出たかった」 左足首は靱帯切れかけ、ひどい内出血も

[ 2014年1月10日 11:56 ]

初場所休場が決まり心境を語る日馬富士=10日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋

 大相撲初場所を休場する横綱日馬富士は10日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で約30分間、稽古まわし姿でダンベル運動やストレッチを行った。2連覇が消え「本当に出たかったけど、今の状態じゃ、けがにつながる可能性が高い。申し訳ないが休場させていただきます」と無念さをにじませた。

 3月の春場所に向け「悔しい気持ちをぶつけて精いっぱいやりたい」と語った。左足首の状態については「靱帯が切れかけている。内出血もひどい。いろんな治療をして最後の最後までやってきたけど…」と深刻さを説明した。稽古場ではサポーターを着けていたが、ギプスで固めるため病院へ向かった。

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2014年1月10日のニュース