インド ソチは個人資格で参加へ 開会式は五輪旗で行進

[ 2014年1月10日 08:26 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は9日、国内オリンピック委員会(NOC)が資格停止中のインドの選手はソチ冬季五輪に個人資格で参加し、2月7日の開会式では五輪旗の下で行進する見通しを明らかにした。

 IOCは昨年12月の理事会でインドのNOCに過去の汚職容疑に絡んだ組織運営の改善を求めたが、役員選挙が開会式までに間に合わないという。IOC広報は「インドのNOCから2月9日に総会と役員選挙が実施されるとの連絡があった。処分が解除されない場合でも選手は個人資格で参加できる」と説明した。

 ソチで5度目の出場を目指すリュージュ男子のシバ・ケシャバンは地元メディアに「インド国旗で五輪に参加できないのは恥ずかしく、情けない」と心境を語った。(共同)

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2014年1月10日のニュース