東芝 広瀬 100試合目飾った「素直にうれしい」

[ 2013年9月1日 06:00 ]

ラグビートップリーグ第1ステージ第1節第2日 東芝10―8キヤノン

(8月31日 秩父宮ほか)
 各地で5試合が行われ、4季ぶりの優勝を狙う東芝はキヤノンと対戦。10―8で辛勝した。東芝はWTB広瀬俊朗(31)がトップリーグ通算出場100試合を達成した。2季ぶりに復帰したコカ・コーラウエストはリコーと27―27で引き分けた。

 ノーサイドの笛が鳴り響いた瞬間、「試合前は変に緊張していた」という広瀬はホッとした表情を浮かべた。東芝のバックスでは史上初の通算100試合出場に「素直にうれしい。いろんな人の支えがあってここまで来られた」と笑顔。試合後はチームメートやスタッフに担ぎ上げられ、1メートル73の体が3度宙を舞った。

 昨季も苦戦を強いられたキヤノンがまたも立ちはだかった。それでも持ち味を見せた。前半13分、素早くパスを展開し、宇薄のトライの起点となった。この日東芝が奪ったトライはこれが最後。決勝点をアシストした形だが、広瀬は「自分だけじゃない。チームとしての良いプレーが結果としてトライにつながった」と冷静だった。

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2013年9月1日のニュース