田知本愛 日本女子22年ぶり金メダルなしも意地の銅メダル!

[ 2013年9月1日 05:30 ]

女子78キロ超級準々決勝 韓国選手(下)に払い腰で一本勝ちした田知本愛

 柔道の世界選手権第6日は31日、リオデジャネイロで男女3階級を行い、女子78キロ超級の田知本愛(ALSOK)は準決勝で敗れたが、3位決定戦で一本勝ちし、銅メダルを獲得した。

 今大会、女子は7階級すべてで優勝することができず、無差別級を含む8階級で勝てなかった1991年バルセロナ大会以来となる金メダルなしとなったが、最後に意地のメダル獲得。

 だが、田知本は「目指していた色と違ったので悔しいです。自分のためにも、チームのためにも金メダルを取りたいと思った」と語り、笑顔はなかった。

 男子100キロ級の33歳、小野卓志(了徳寺学園職)は敗者復活戦に勝ち、3位決定戦に臨んだが、メダル獲得はならなかった。また、男子100キロ超級で初出場の24歳、七戸龍(九州電力)は準々決勝で敗れた後、敗者復活戦でも勝ち上がれなかった。

 日本は個人戦では金メダル3、銀メダル1、銅メダル3の計7個のメダル獲得となった。

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