あと7日 猪瀬知事 ブエノスアイレスへ出発「トラック勝負」

[ 2013年9月1日 06:00 ]

2020年夏季五輪開催都市を決めるIOC総会へ向け、出発前にガッツポーズを見せる東京都の猪瀬直樹知事

 20年夏季五輪の開催地に立候補している東京の猪瀬直樹都知事(66)が31日、成田発の航空機で、開催地決定の投票が行われる国際オリンピック委員会(IOC)総会の会場、アルゼンチン・ブエノスアイレスへ出発した。

 7日(日本時間8日)の投票に向け、マドリード、イスタンブールと争う招致活動も大詰め。猪瀬都知事は趣味のマラソンに例え、「9月7日に向けてトラック勝負。最後の競り合いを制して、ゴールに1位で入りたい」と気合を入れた。

 現地でのロビー活動、最終プレゼンテーションには“アスリート魂”で臨む。「五輪選手がメダルを獲るのと同じ。日頃の鍛錬の積み重ねが結果に出る」。プレゼンについても「もう十分。日に日に良くなっている」と自信を見せる。7月21日に妻・ゆり子さんが死去(享年65)。9月7日は四十九日に当たり、「全てを懸けてやります。家内の分も」と決意を込めた。

続きを表示

2013年9月1日のニュース