藍　失速21位に急降下も「今から修正すれば大丈夫」

セーフウェー・クラシック第２日

（8月30日 米オレゴン州ポートランド　コロンビアエッジウオーターＣＣ＝６４６５ヤード、パー７２）
　６位から出た宮里藍（２８＝サントリー）は７０で回り、通算７アンダーの２１位に後退した。前日２０位の有村智恵（２５＝日本ヒューレット・パッカード）は７３とスコアを落とし、通算３アンダーの５１位。上田桃子（２７＝フリー）、昨年覇者の宮里美香（２３＝ＮＴＴぷらら）は通算２アンダーの６６位。ポルナノン・パットナム（２３＝タイ）が通算１４アンダーで首位を守った。

　宮里藍が急失速した。６番から３連続バーディーを奪い、１３番では通算１０アンダー。一時はトップの背中も見える位置につけたが、好調は最後まで続かなかった。

　「実は朝からショットのタイミングが合わなかった。下半身リードで打っていきたいけれど、意識しているのに、うまくいかなかった」。

　最も悔やんだのが１６番。番手を１つ下げて６Ｕを持ったが、グリーンに届かなかった。アプローチも寄せられず「あのボギーがもったいなかった」と渋い表情。１８番もボギーで、上位との差は一気に広がった。ラウンド後は「今から修正すれば大丈夫」と練習場へ。経験豊富な２８歳。巻き返しの道筋は見えていそうだ。