マリー、英国男子77年ぶり快挙「みなさんにも喜んでもらえた」

[ 2013年7月8日 07:44 ]

ウィンブルドン選手権男子シングルスで英国人として77年ぶりに優勝し、カップを手にするアンディ・マリー

 テニスのウィンブルドン選手権最終日は7日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス決勝は昨年準優勝で第2シードの26歳、アンディ・マリー(英国)が第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6―4、7―5、6―4で破り、初優勝を果たした。この種目の英国選手で1936年大会覇者のフレッド・ペリー以来77年ぶりの快挙となった。

 A・マリーは昨年の全米オープンに続く二つ目の四大大会タイトルとなり、優勝賞金160万ポンド(約2億4千万円)を獲得した。力強いショットと的確な組み立てで攻め、疲労が見えた2011年大会優勝のジョコビッチを圧倒した。

 混合ダブルスはダニエル・ネスター(カナダ)クリスティナ・マダナビッチ(フランス)組が初制覇した。)

 ▼アンディ・マリーの話 準優勝だった昨年は厳しい経験だった。ことしは勝てて本当にうれしい。リードしていても大変だった。よく勝てたと思う。英国から優勝者が出て、みなさんにも喜んでもらえたと思う。

 ▼ノバク・ジョコビッチの話 A・マリーが優勝者にふさわしいプレーをした。彼の優勝は英国にとって偉大なことだし、よくプレッシャーを乗り越えたと思う。(共同)

続きを表示

2013年7月8日のニュース