川内 世陸へ“軽快”V締め!大会タイ記録で自信

[ 2013年7月8日 06:00 ]

大会タイ記録で優勝し、日の丸を広げて喜ぶ川内

ゴールドコースト・マラソン

(7月7日 オーストラリア・クイーンズランド州)
 陸上の世界選手権(8月・モスクワ)男子マラソン代表の川内優輝(26=埼玉県庁)が、大会タイ記録の2時間10分1秒で優勝した。ゴール後に病院に搬送された6月16日の隠岐の島ウルトラマラソン(50キロ)以来のレースできっちり結果を残し、大舞台へ弾みをつけた。女子は赤羽有紀子(33=ホクレン)が2時間27分17秒の大会新記録で制した。

 ゴール後、日の丸を掲げて喜ぶほど、川内には余裕があった。6月16日の隠岐の島ウルトラマラソンでは脱水症状を起こして病院に搬送されたが、南半球で涼しいオーストラリアでは軽快に駆け抜けた。世界選手権を見据え、最後のフルマラソン。大会記録更新は惜しくも逃したが、「タイムもレース展開もほぼ想定通り。凄く自信がついた」と笑った。

 先頭集団で様子をうかがっていた30キロすぎに、川内と同じ2時間8分台のベスト記録を持つエチオピア選手がペースを上げた。35キロでは8秒差をつけられたが、「彼が(世界選手権の)入賞ラインの選手だと思って、負けてたまるかと追い掛けた」と追走。じりじりと差を詰めてから一気に抜き去り、「日本人選手でもアフリカ勢に勝てることを証明したかった」と胸を張った。

 トラック競技も含め今年19レース目を終えた川内は8日の早朝に帰国。今後は21日の士別ハーフと28日の釧路湿原マラソン(30キロ)に出場する。「しっかりと調整して、自信を持ってスタートラインに立てるようにしたい」。世界選手権6位以内を目標に掲げる公務員の最強市民ランナーが、最終調整に突入する。

 【男子】(1)川内優輝(埼玉県庁)2時間10分1秒(2)伊藤太賀(スズキ浜松AC)2時間11分52秒(3)ヒドゥル(エリトリア)2時間13分9秒

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