寺尾丸改め「寺尾」11年ぶりの勝ち名乗りに笑顔

[ 2013年7月8日 06:00 ]

大相撲名古屋場所初日

(7月7日 愛知県体育館)
 錣山親方(元関脇・寺尾)の弟子で、寺尾丸から改めた西幕下52枚目の寺尾が改名後の初土俵を白星で飾った。

 「寺尾」の勝ち名乗りは親方の最後の場所となった02年秋場所以来。土俵下で師匠が審判として見つめる一番を一気の寄りで制し「師匠の前で一度勝つことが目標だったので、達成できてよかった」と笑みを浮かべた。1メートル90、150キロの体を生かし切れず幕下上位の壁に苦しむ。発奮材料として、しこ名を授けられ「名前に恥じないように頑張る」と意欲的だ。

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