五輪代表にはアドバンテージ　世界選手権選考で専務理事

　日本レスリング協会の高田裕司専務理事は２３日、来年９月にブダペストで行われる世界選手権代表選考について「個人的には五輪選手には何らかのアドバンテージがあってもいいと思う」と私案を明らかにした。今回の全日本選手権と来年６月の全日本選抜選手権の成績が選考材料となる見通しで、世界選手権で五輪と合わせた１４大会連続世界一がかかる女子５５キロ級の吉田沙保里（ＡＬＳＯＫ）は全日本を欠場した。