愛子 予選敗退…ヘリコプターの着地乱れる

[ 2012年12月23日 06:00 ]

デュアルモーグルで予選落ちした上村愛子

 フリースタイルスキーW杯モーグル第2戦は22日にオーストリア・クライシュベルクでデュアルモーグルを行い、女子は伊藤みき(北野建設)が準々決勝で敗退した。開幕戦3位の上村愛子(北野建設)は予選19位で、上位16選手による決勝トーナメントに進めなかった。男子は四方元幾(愛知工大)が日本勢でただ一人決勝トーナメントに進んだが、1回戦で敗れた。

 開幕戦の表彰台で復活の兆しをつかんだ33歳の上村だったが、ミスが響いて予選落ちした。第1エアのヘリコプターの着地で「ごろごろした雪があって、足を1回開いてしまった」と大失敗。立て直したが再び足を開くミスも出て、ターン点を伸ばせなかった。全長212メートルと短めで、こぶも浅い比較的易しいコース。決勝トーナメント進出には高得点が求められたものの、0・56点及ばなかった。上村は「1個、2個のミスでかなり減点される」と予選敗退にもさばさばした様子だった。

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