ドラコンプロが太鼓判！遼の飛距離伸びる！

ドラコンプロらの試合に出場した石川遼

　石川遼（２１＝パナソニック）が２２日、沖縄・美らオーチャードＧＣで行われたドラコン大会「Ｌ―１グランプリ」に出場し、４７・５インチ（ロフト９・５度）の特注１Ｗで臨んだ６回の試技は最高３５１ヤードの記録にとどまって７位に終わった。

　だが、優勝した南出仁寛（３４）らのスイングを見ながら「自分もあと１０～２０ヤードは非現実的でなく目指していける数字だ」と今後の飛距離アップへの手応えをつかんだ。

　今季の日本ツアーでは平均飛距離２９１・６１ヤードで１４位。ドラコンプロたちから「その体でもあと１０ヤードは伸ばせる」と言われたという。石川にスイングのアドバイスを送っている山崎泰宏（４３）は「前腕から大胸筋の引き寄せる筋肉がまだ弱い。上腕筋を鍛えればまだ少なくとも２０ヤードは飛距離が伸びる」と具体的な強化ポイントを挙げた。飛距離重視から脱している石川だが、飛距離はあるに越したことはない。「筋力と柔軟性を培い地道に伸ばしていきたい」とオフの課題に挙げた。