森田 弱気出て9位タイがやっと「まだまだ甘い」

[ 2012年11月5日 06:00 ]

16番、3打目の地点で競技委員(左)と話す森田理香子。結局9位に終わる

USLPGAツアー スポニチ主催ミズノクラシック最終日

(11月4日 三重県志摩市 近鉄賢島カンツリークラブ=6506ヤード、パー72)
 森田はもやもやをぬぐいきれずに不完全燃焼で終わった。師匠の岡本綾子には「頑張りなさいよ」と送り出された4打差2位からの最終組。「ショットの感覚がしっくりこなくて、ずっと考えながらのプレーだった。結局最後までつかめなかった」と首をひねった。

 3番でチップインバーディー、5番でもグリーンの外からパターで沈めるなど、前半は逆転の気配もうかがわせた。後半には首位イ・ボミとの差が1打差に縮まる場面もあったが、本人は「勝てるとは思ってなかった」という。そんな弱気に引きずられたのか、14番ではグリーンを外して難しいアプローチを残してボギー。15番も連続ボギーと終盤に失速。18番もダブルボギーを叩き、トップ10に入るのがやっとだった。「まだまだ甘い。調子の悪い時でも、それなりにスコアを伸ばせるようにしないと」と課題を感じていた。

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2012年11月5日のニュース