上原 日本人最高位3位 米ツアー予選会に弾み

[ 2012年11月5日 06:00 ]

17番、アプローチショットを放つ上原彩子

USLPGAツアー スポニチ主催ミズノクラシック最終日

(11月4日 三重県志摩市 近鉄賢島カンツリークラブ=6506ヤード、パー72)
 最終予選会、そして来季の戦いを見据えて、最高の予行演習になった。米ツアーメンバーが居並ぶリーダーボードで、上原が日本人最高位の3位と存在感を示した。「自分ではあまり得意と思っていなかったコース。苦手意識もあったけど、風の中でもいいプレーができて次につながる」

 距離がある上に砲台グリーンの多い近鉄賢島CC。しかも今年は例年以上のグリーンの硬さと強風に見舞われた。非力な上原には不利な条件がそろったにもかかわらず、最後まで優勝を争い、昨年の25位を上回る大会自己最高位に食い込んだ。

 6打差3位からポンポンとスコアを伸ばし、7番のバーディーで首位に1打差に迫った。12番で初ボギーを叩いたが、直後にバーディーを奪い返して奮闘。特に「課題として取り組んでいる(クラブとクラブの)中間距離」では練習の成果を発揮した。1、13、16番のパー5は全て80ヤード前後の3打目が残ったが、フルショットしない距離をきっちり1メートルに寄せてバーディーにつなげた。ルイスの最後の連続バーディーに突き放されるまで、世界のトップクラスと互角に渡り合った。

 優勝して米ツアー切符獲得とはならなかったが、28日から始まる来季出場最終予選会(フロリダ州)が次なるチャンス。例年通りならば上位20人が、ほとんどの試合に出場できるフルシードを得られる。「調子はいいし、攻めるゴルフで最終日に67を出せたのは自分の中ではプラス」。日本ツアーであと2試合を戦ってから渡米予定。今大会で得た自信と経験を胸に、夢実現のために海を渡る。

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