日馬富士 豪華申し合いで貫禄 稀勢の里に喝「力を抜くな」

[ 2012年11月5日 16:26 ]

 新横綱の日馬富士が5日、福岡市東区の鳴戸部屋に出稽古した。大関鶴竜も来ており、稀勢の里を含めた1横綱2大関の豪華な顔触れとなった。

 稀勢の里、鶴竜との申し合いでは計21番取り16勝5敗。力とスピードで圧倒する相撲が多く、横綱の貫禄を示した。簡単に土俵を割った稀勢の里を「力を抜くな」とにらみつける場面もあった。

 「普通に稽古しただけ」と涼しい表情で帰路についた横綱に対し、稀勢の里は「(収穫は)体脂肪が燃えたくらい」と言葉少な。見学に訪れていた相撲解説者で元横綱の北の富士勝昭氏も「(横綱に)上がると大関と差がついちゃうものだな」と感想を述べた。

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2012年11月5日のニュース