東海大 2季ぶり優勝へ前進 No・8村山3T

[ 2012年11月5日 06:00 ]

<東海大・大東大>後半38分、東海大・村山(右)は大東大・今村(中央)のタックルをかわしトライを決める

関東大学ラグビー

(11月4日 秩父宮)
 リーグ戦1部の1試合が東京・秩父宮ラグビー場で行われ、2季ぶりの優勝を狙う東海大が大東大から11トライを奪って69―0と大勝し、5戦全勝とした。大東大は5戦全敗で7位以下が決定し、3季ぶりに入れ替え戦へ出場する。対抗戦Aグループは埼玉・熊谷ラグビー場で1試合が行われ、筑波大が12トライの猛攻で青学大を78―0で一蹴し、4勝1敗となった。

 1メートル80、112キロの東海大の巨漢No・8村山廉(4年)が3トライでチーム最多10トライに伸ばした。昨季はPRに挑戦するため体重を増やしたが、腰を痛めて古巣のポジションに戻った。「PRをやる前の105キロに絞らないといけない」と苦笑いを浮かべるが、スピードで突破する姿は迫力満点だ。「トライ王を狙います」と力強く語った。

 <大東大 ケガ人多すぎ>今季2度目の零敗を喫した元日本代表SOの青木忍監督(44)は「ケガ人が多すぎて困っている」と頭を抱えた。東海大戦では2人の外国人留学生をはじめSH茂野主将、No・8種市副将ら主力が欠場した。最終戦(24日)の相手は同じ5戦全敗の関東学院大。指揮官は「絶対に勝たないといけない」と決意を見せていた。

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2012年11月5日のニュース