大城 攻めてダボV逸…18番まさかの勘違い

[ 2011年6月6日 06:00 ]

最終18番で第2打がグリーンをオーバーし見通しの悪い場所から第3打を放つ大城さつき

女子ゴルフツアー リゾートトラスト・レディース最終日

(6月5日 長野県御代田町・グランディ軽井沢ゴルフクラブ=6505ヤード、パー72)
 最終18番で悪夢が待ち受けていた。つかみかけていた21歳での初優勝をまさかのダブルボギーで逃した大城さつき(フリー)は、ホールアウト後、目頭を押さえてロッカールームへ。気持ちを整理したはずだったが、ロッカールームを出ても涙が止まらず、時間をおいて「悔しいの一言です」と唇をかんだ。

 初の最終日最終組の重圧を感じさせないラウンドを続けたはずだった。得意の58度ウエッジを武器に11番パー5では3打目を直接入れてイーグルを奪うなどして踏ん張り、横峯に2打差をつけて残り2ホールまでこぎつけた。ところが、17番で3パットのボギーを叩いたことで、冷静さを失った。

 「(18番でまだ1打差あるとは)分からなかった。トップにいるというか(横峯と)並んでいるのかと思ってました」。実は前の組で回った横峯も17番でボギーを叩いていたため、まだ1打差をつけての単独トップで18番を迎えていたが、大城本人は横峯と並んでしまったと勘違いしていた。その18番では、フェアウエー左からの第2打で「最後は守りたくないと思ってピンを狙った」とキャディーが勧めた9Iではなく8Iを握って勝負に出たが、ボールはグリーン右下へ。ここから2度のアプローチが寄らず、痛恨のダブルボギー。悲願の初優勝はするりと手の内からこぼれた。

 まさに土壇場で経験の浅さが出た大城。ロッカールームでは、沖縄の先輩である上原や諸見里から「いいプレーだった。また次がある。頑張れ」と慰められると、再び大粒の涙がこぼれた。この苦い経験が、大城をまたひと回り成長させるはずだ。

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