パイオニア 多治見らが退団、成田は引退

[ 2011年6月6日 12:04 ]

 バレーボール女子のプレミアリーグ、パイオニアは6日、成田郁久美、多治見麻子、佐々木みき、7日が38歳の誕生日の板橋恵の元日本代表と、杉本早希(24)の退団を発表した。35歳の成田は現役を引退する。関係者によると34歳の佐々木は現役続行を希望。監督兼選手で38歳の多治見は「今後については未定」と語るにとどめた。

 宮下直樹総監督(54)が後任監督に就く。ベテラン組の退団は、若手育成を重視するチームの狙いがあるとみられる。

 北海道・旭川実高出身の成田は攻守ともに優れたアタッカーとして活躍し、1996年のアトランタ五輪に出場。一度引退した後に復帰し、04年アテネ五輪でもプレーした。センターの多治見は08年北京を含めて3度の五輪を経験し、強打が武器の佐々木はアテネ五輪に出場した。

続きを表示

2011年6月6日のニュース