野村 初イーグル!14位浮上で日本人勢トップ

[ 2011年6月6日 06:00 ]

USLPGAツアーショップライト・クラシック第2日

(6月4日 米ニュージャージー州ギャロウェー・シービュー・リゾート・ベイコース=6150ヤード、パー71)
 野村敏京(18=フリー)が1イーグル、3バーディー、2ボギーの68で回り、通算2アンダー、140で前日の30位から14位に浮上した。昨年優勝の宮里藍(25=サントリー)は69で回り、通算イーブンパーの29位。67をマークした上田桃子(24=フリー)が通算1アンダーで20位に順位を上げ、宮里美香(21=NTTぷらら)は通算2オーバーの47位に後退した。クリスティ・カー(33=米国)が通算8アンダーで首位に立った。(ギャロウェー・真田薫通信員)

 ルーキーの野村が初イーグルを決め、14位に浮上した。9番パー5で残り225ヤードを3Wで2オンに成功。ピンまで5メートルの「下りの真っすぐのライン」というパットをねじ込んだ。飛距離が自慢とあって、3番と18番のパー5でもバーディーを奪取。日本ツアーでのプロ初戦となった5月の中京テレビ・ブリヂストンレディースで優勝した18歳は日本人選手の中でトップにつけた。

 昨年の米ツアーの予選会後にプロ転向。米ツアーはまだ3試合目ながら、自身がホールアウトした時は「首位が6アンダーや7アンダーなら考える」と逆転に意欲を見せた。結局、首位は8アンダーまで伸ばしたが、伸び盛りのホープは「ショットが真っすぐいけば狙える」と勢いに乗って優勝争いに割って入るつもりだ。

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2011年6月6日のニュース