把瑠都&稀勢の里 勝者も敗者も無言…

[ 2011年5月13日 19:44 ]

大相撲技量審査場所6日目

(5月13日 両国国技館)
 力相撲で館内を沸かせた把瑠都と稀勢の里だが、支度部屋での表情はそろって険しかった。

 1敗を守った把瑠都。3日目の豪栄道戦で敗れた後、技量審査場所を「遊びの場所みたい」と発言したことが報じられ、放駒理事長(元大関魁傑)から厳重注意されたばかりだ。それ以降、トレードマークの陽気な笑顔を封印。緊迫感を漂わせる雰囲気に圧倒された報道陣は何も質問せず、把瑠都も無言だった。

 4敗目の稀勢の里は期待された大関昇進どころか、2桁勝利すらも危うくなってきた。風呂場では大声を上げて悔しがり、報道陣の質問には一言も発しなかった。

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2011年5月13日のニュース