元朝青龍 モンゴル政界進出へ!6月の選挙出馬を表明

[ 2011年5月13日 06:00 ]

母国議員選出馬の意向の元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏

 昨年2月に泥酔暴行問題の責任を取って引退した大相撲の元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(30)が12日、来年6月に予定される母国モンゴルの国会議員選挙に出馬する意向を表明した。

 11日に来日した元朝青龍は、静岡県庁に川勝平太県知事を訪ね、昨年10月の断髪式出席への礼を述べた中で出馬を宣言。「みんなのために、力を尽くし救うことができる人間になりたい」と思いを明かした。川勝知事も「立派な政治家になれるはずです」と激励した。

 モンゴルでは元小結・旭鷲山のダバー・バトバヤル氏(民主党)が08年6月の選挙でトップ当選を果たしている。関係者は「出馬は間違いありません。ただし、政党はまだ決まっていません」と話したが、母国で人気の高い英雄の出馬は大きな関心を集めそうだ。

 16日まで滞在予定の元朝青龍は、14日に福島県内にある東日本大震災の避難施設を慰問する。

 ▼ダバー・バトバヤル氏(元旭鷲山、モンゴル国会議員) (出馬宣言は)初耳です。モンゴルでもそんな話は出ていなかった。私が民主党だから彼は人民革命党から出るんじゃないかな。相撲人気と政治は別ものだけど、選挙になれば注目されるでしょう。相撲で勝負して今度は政治。お互いにライバルで面白くなる。

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2011年5月13日のニュース